技術紹介Technologies & Solutions
ごみ資源から電力
(Waste to Power)
100t/日以下の小規模ごみ処理施設でも安定した発電・売電を行う施設の提供します。 EV化が進む中、地域の電源スタンド整備が求められているなど、ごみ焼却施設に誘致によ り、地域での活用がますます広がります。 また、少子・高齢化社会が進む中、ごみ処理施設の規模が小さくなっても、ごみからの独立 した自己電源をもつことは、増えつつある自然災害にむけた対応策にもなります。
ごみ資源から熱
(Waste to Heat)
ごみの持つ熱エネルギーは、1950年代後半から活用されてきました。小規模施設は、現在、健康福祉センターなどへ温水を供給していますが、近年、廃熱ボイラを設置し、蒸気を他施設へ供給し、直接熱を利用する事例も出てきています。
熱エネルギーの活用を継続性のある地域発展につなげるには、施設整備計画の初期において、地域と共創が不可欠であり、対応する施設を提供したいと考えております。
熱輸送(化学蓄熱による蓄熱・放熱)
ごみ焼却施設からの熱利用は、従来から隣接する場所で行われてきました。しかしながら、施設の立地によらず、熱利用場所や用途は様々です。熱利用先が遠方にあっても、ごみの持つ熱エネルギーを有効に使うことが可能になります。また、熱の長期保管の特性を利用し、熱負荷の季節変動を吸収することができ、地域の脱炭素化とともに、地域産業の発展につなげることを目指しています。
遠隔支援システム
焼却施設の安定稼働をサポートするために、遠隔支援システムを提供。技術者が施設の状況をリアルタイムに確認し、確実に運転を支援します。さらに、IoTをはじめとする新たな技術を駆使したシステム開発を積極的に行なっています。