ごみは、社会生活活動から発生します。 3R+Renewableを推進しごみを削減し再利用することは、資源が少ない日本にとって大切なことです。
脱炭素社会へ向けて安定かつ持続可能な形で実現するためには、国外からの資源に全て頼るのではなく国内にある資源の有効活用は重要です。
ごみは、地域が保有する資源の側面を持っています。 我々は、焼却などの廃棄物処理技術で、ごみをうまく活用し、 未来の地域のまちづくりを後押ししたいと考えます。
Waste to Electoric power [ボイラ炉でのごみ発電技術]
100t/日以下の小規模ごみ処理施設でも安定した発電・売電を行う施設の提供します。
EV化が進む中、地域の電源スタンド整備が求められているなど、ごみ焼却施設に誘致により、地域での活用がますます広がります。
また、少子・高齢化社会が進む中、ごみ処理施設の規模が小さくなっても、ごみからの独立した自己電源をもつことは、増えつつある自然災害にむけた対応策にもなります。
Waste to Thermal Energy [水噴射炉での熱回収技術]
ごみの持つ熱エネルギーは、1950年代後半から活用されてきました。小規模施設は、現在、健康福祉センターなどへ温水を供給していますが、近年、廃熱ボイラを設置し、蒸気を他施設へ供給し、直接熱を利用する事例も出てきています。
熱エネルギーの活用を継続性のある地域発展につなげるには、施設整備計画の初期において、地域と共創が不可欠であり、対応する施設を提供したいと考えております。
Waste to Mobile Energy [熱輸送(化学蓄熱による蓄熱・放熱)]
ごみ焼却施設からの熱利用は、従来から隣接する場所で行われてきました。しかしながら、施設の立地によらず、熱利用場所や用途は様々です。熱利用先が遠方にあっても、ごみの持つ熱エネルギーを有効に使うことが可能になります。また、熱の長期保管の特性を利用し、熱負荷の季節変動を吸収することができ、地域の脱炭素化とともに、地域産業の発展につなげることを目指しています。