この度、エスエヌ環境テクノロジー株式会社は、千葉県八街市(北村新司市長)より八街市クリーンセンター焼却施設基幹的設備改良工事を
受注致しました。
本事業は、同施設が供用開始した平成14年9月から18年が経過し、施設を構成する各設備・機器に経年劣化がみられることから、
機器の更新もしくは大幅な改良等による各設備・機器の機能回復により、本事業完工後10年以上延命化を図るとともに、
安定的かつ効率的な処理体制を維持することを目的として、環境省の循環型社会形成推進交付金事業である「廃棄物処理施設の基幹改良事業」に基づき実施するものです。
また、地球温暖化防止対策に貢献する観点から、省エネ機器の導入や燃焼制御の改善により、二酸化炭素排出量を３%以上削減します。
一般廃棄物処理施設において、既存施設を操業しながらの改造工事は、豊富なプラント工事経験と、行政事情を踏まえた入念な工事計画が
必要となります。
280施設の都市ごみ焼却施設の納入実績(本工事受注時現在)と、そのアフターサービスの受託によって培われた技術の蓄積により、本工事中は
ごみ処理行政に支障をきたす事なく、また竣工後は循環型社会に寄与する施設として、安全に十分配慮した上で工事完遂を目指します。

〈概　要〉
１．発 注 者：八街市（市長　北村新司）
２．事業名称：八街市クリーンセンター焼却施設基幹的設備改良工事
３．施設規模：125t／日（62.5／24h×2炉）、動物焼却炉
４．処理方式（燃焼ガス冷却方式）：ストーカ式（廃熱ボイラ）
５．事業期間：2021年6月～2024年3月